現代俳句協会新人賞は、たしか資格が50歳未満。会員でなくても応募(30句)できる点がユニークか。今年の結果は、
≫http://www.gendaihaiku.gr.jp/news2.cgi?a=view&id=2012072001
近恵さんが受賞。岡田由季さんが佳作。存じ上げている方がお二人、栄誉を手にされました。おめでとうございます。
岡田由季さんは受賞を逃したかっこうですから、「おめでとう」ではないかもしれませんが、まあ、そこは、ね。
なお、お二人とも、結社「炎環」、同人「豆の木」です。
さて、近恵さんの受賞作「ためらい」は、上記サイトで拝読できます。タイトルの「ためらい」が近恵さんらしくないように思えるのは置いておいて、せっかくだから、ひどすぎる句を挙げておきましょう(ほかは素晴らしいという意味と解していただいてさしつかえない)。
耳かきが鼓膜に触れて秋の暮 近恵
あんた、いったいなにやってんの? ダメだよ、危ないよ。
なんともまあ、審査員の皆さんがあとで困るような句、責任を問われるような句、現代俳句協会の存在意義を問われるような句ですね。
ともかく、あらためて、おめでとうございます。
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