私が『鏡』に参加したのは創刊号とこの第2号のみ。2号だけで抜けるというのは、いかにも身勝手でしたが。
俳句の下に短文・雑文を載せる、というのは『豆の木』も同じだったのですが、これが困る。だいたい何も思いつかない。ところが、あるとき、日記の断片(mixiとかに書き込んだもの)を並べれば、スペースが埋まることに気づいてからは、この方式をよくやる。いかにも緩いが、まあ、それはしかたないとあきらめた。
この10句が実際の「上京悲話」、すなわち自分が19歳のときの出来事や気分とどの程度重なり合っているのか。そこのところは適当。だいたいにして、その当時、ドンキホーテなんてなかったと思う。調べてみると、府中市に「ドン・キホーテ」1号店(甲州街道沿いのあの店が1号店か。ちょっと吃驚)ができたのが1989年。ほらやっぱり。
多摩市和田の仁さんところの栗のご相伴にあずかったのも、もちろん上京のずっとあと。
つまりこれは、上京と上京以後の長い長い時間についての14句ということです。
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