東京だと、鷲神社とか花園神社とか。
二の酉を紅絹一枚や蛇をんな 太田うさぎ
紅絹(もみ)は真赤な薄地の平絹。
ところで、むかしは初酉がもっぱら、一の酉なんて言い方は武田麟太郎『一の酉』(昭和10年。青空文庫で読めます)の影響で広まったもの、という指摘をどこかで読んだ記憶があります。
どこで読んだのかまったく憶えていないので確かめようがない。11月になると、そのことが気にかかってしかたがない。
ところで、大好きな掲句。
俳句は「粋」を忘れちゃあダメですね。
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