句集は、もっともっとルビ(ふりがな)を入れていいと思う。
まずもって、俳句には難読漢字が多い。とくに植物名とか。読めない漢字がたくさん出てくる。「それは、あなた(=私)が浅学だから」と言われると、返す言葉はないんですけどね。
それからまた、どちらとも読めるケース、一般的でない当て字・熟字訓なども、ルビがほしいところ。
ルビにルールをつくる必要はないけれど、もうちょっと振ってもバチは当たらない。読者に親切であっていいと思うのですよ。
句集にルビを避けたがるのは、ひとつには、見た目を気にするということらしい。ルビが邪魔、というわけです。でもね、それじゃあ、字組やレイアウトが美しく調整された句集ばかりかというと、ぜんぜんそうではなくて、あれれ?という句集のほうがむしろ多い。となると、何を気にされているのか、よくわからない。
結論的には、俳人のみなさま、学識が高く、難しい漢字をたくさんご存じなことは、もうじゅうぶん存じ上げておりますので、どうか、もうすこしルビを振っていただけませんでしょうか、って感じです。
ラヴ&ピース!
あ、そうそう。念の為に申し添えておきますが、「亡母」に「はは」とか、その手のルビは、上記には該たらない。やめてくださいね。
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