連句/連鎖

2013/03/01

『異熟』やら奥田民生やらアジカンやら

二月某日。

烏鷺坊さんと新宿で待ち合わせて、出来上がったばかりの斉田仁句集『異熟』をいただく。A5判(大きい!)・272頁(厚い!)。メール便の規格サイズ超えで、送料が存外嵩むとのこと。

その足で某社へ。打ち合わせ2件、立ち話の世間話1件という効率の良さ。

その足で台場方面へ。平山雄一さん(音楽評論家・俳人)の『弱虫のロック論』出版記念コンサート。奥田民生は前からステージを見たかった。アジアン・カンフー・ジェネレーション(アジカン)は名前は聞いたことがあったが、初めて聴く・見る。

ロックはボリューム。大きな音が出て、なんぼ。PAその他ということだけでなく、バンドとして大きな音が出せないとね。その点、アジカンのステージ、余録(アンコール)の奥田民生との共演2曲は最高でござんした。

帰宅後、アジカンをYouTube等で確認。けれども、この日見たステージの、とくにノイズっぽい大音量はYouTubeではまったく伝わらない。やはり、ステージを見なくちゃダメってことか。しかしながら、この年齢でもあるし、今回のような知人絡みでないと、なかなか行けないですよ、ロックコンサート。

大音量を浴びて、体じゅうの細胞が気持ちのいいマッサージを受けた気がする。体もアタマもすっきりした。こういう健康法でロックコンサートを捉えればいいんじゃないの?(と爺さんの繰り言)

あと、老齢者特別席っぽかった二階席から、下のアリーナ席を見ると、みんな腕を突き上げて揺れている。あの、何百人かが波打つ光景は、はじめてリアルで見たが、これがまあ、なんと美しいこと! 映像で見るのと、これもまた大違いなのですから、やはり足を運ばないと体験できないことはたくさんある。こういう機会に恵まれたこと、平山さんとのご縁に感謝感謝の一夜でありました。



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