連句/連鎖

2013/09/08

■オクンチ:9の付く日の…

…メール句会「オクンチ」が、この9月9日(リアルに「おくんち」)で323回を数えます。

http://www3.ezbbs.net/03/0123/

この句会にはファクス時代もあって、それを合わせると、439回。単純計算で、146カ月余り、12年以上続いていることになります。

めでたい。

取りまとめの当番は、吾郎さん(第323回は逆から読んでも323回。回文吾郎さんにもぴったりの回ですな)、私、それと、何人かのメンバーが順繰りで担当しています。

 

ファクス時代も思い出深く(私が俳句を始めて約1年を経過した1998年9月19日に始まり、2002年3月19日まで続いた)、その期間に出会った(スペシャルな)句に触れた、次の記事をリンクしておきます。

彼はことばがわからない:ウラハイ 2008年7月23日


オンライン(ファクス・メールetc)の句会は、面と向かってやる(リアルの)句会とは違って、誰が投句しているかわからない。メンバーはだいたいは定まっていますが、いつ新しい人が登場するか予測がつかない。そこがおもしろいところです。

 

ちなみに、第1回(1998年9月19日)に私が投句したのは次の3句。

  栗の実のかたちした菓子栗の味

  空ばかり見てブースカが芋畑

  秋気澄む壁の恐竜ひだり向き

2句目は句集『けむり』にも入っていますし、1年目も現在も、作る句はあまり変わっていないともいえる(これは悲しむべきことなのか。いや、いいことか)。

ともかく、この頃は、俳句を作ったり読んだりするのがとても楽しかった。句は変わってなくても、やはり時間は経過しているわけで、きっと自分も変わっている。どう変わったかは、いろいろ。

俳句が楽しくなくなる、というのが、いちばんさびしいことなので、そうならないようにしないといけませんね。

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