『里』誌の「ハイクラブ」(佐藤文香の選句欄)が、この12月号で終わるそうです。
若い人が(結社主宰のような)「選句」を担当するということで、テストケースの意味合いもあったと思います。どんな結果をもたらしたか。この手のことはいつでも明示的ではなく、私などにはわかりません。ただ、この種の選句(という場、関係?)にとって1年間というのはやや短すぎ、少なくとも2年から5年のスパンが必要のような気もします(かたちを換えて続くそうですが)。
当欄(『里』2013年12月号)より、気ままに。
パート2でも全力疾走のいなご 福田若之
いなごが走るのか?という質問は野暮なのだろう。
行く秋のヒエログリフに鳥整列 石原ユキオ
心臓や天体望遠鏡は冷ゆ 喪字男。
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