どなたかの句集を、もらったとか、図書館で借りたとか、ブックオフで買ったとか、新刊で買ったとか、そういう入手経路をわざわざ書く必要があるんだろうか?
私は、ないと思っているので、書かない。
句集その他のレビューや紹介文を、週刊俳句や自分のブログで、あるいはSNSで書くとき、なんで、その本が私の手元にあるのかについては、書かない。
ひとつには、読者には関係のないことだから。
もうひとつ、著者は、それで喜ばない、いや、困る著者もいるだろうから。
気の回しすぎと言われそうだが、例えば、贈呈の数には限りがある。私もたまに贈呈を受けることがある。で、もし、そのことを書いたら、「ふーん、そうなのか。私のところには来てないが」と思う人がいるかもしれない。著者は、困るよね。
(ブックオフや古本屋で買った、というのも、ちょっと微妙。自分の本が流通してくれて、新しい読者と出会ってくれて、うれしい、と思う人もいれば、処分されちゃったのか、と悲しむ人もいるだろう)
そういうわけで、句集のことを書くときは、「おもしろいよ」「こんなだよ」「いや、ここはどうなんだろう」といった、その本そのものに関することを積極的に書こうと思ってますよ。
なお、ぜんぜん逆に、というのは、恵贈賜ったことを大々的にアナウンスすることで、贈り主への謝辞とする、という考え方もあるだろう。
人それぞれ、いろいろですね。
ラヴ&ピース!
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