自分勝手に二句並べる(前からよくやる遊び、好きな遊び)。
日傘ひらけばシベリアも面影も円 喜田進次
ことにはるかに傘差し開くアジアかな 攝津幸彦
傘(日傘)と大陸は、昭和前期的ノルタルジー。
自分の中でこの連関とはいったいなんなのだろう? 例えば、ここか? と、桑原甲子雄『満州昭和十五年』をあらためてめくってみました。
すると、最後にあった。
けれども、私のアタマにあったのは、このイメージではない。空想の風景、空想のノスタルジー。ということで、あまりに予定どおりの結末。
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