2014/01/27

■特異月間のくにたち句会、無事終了

1月のくにたち句会は、この時期、誕生日が集中することもあって、ちょっとスペシャルな感じになる。

前の晩、「そうだ、プレゼントが要りますねえ」と。店はもう開いてないので、身の回りを見渡し、ああでもないこうでもない、と、誕生日の皆さんの顔を思い浮かべつつ頭を悩ます。

もっと早く気づいておけよ、店で買えよ、という話ですが、まあ、そこは、ね。で、結局、

川端康成『浅草紅團』永晃社版(昭和23年)。戦後の再刊行版。大好きな小説で、自分の書棚にずっと立てていたもの。オリジナルじゃないけれど、装幀はじゅうぶん昔っぽい(オリジナルは復刻版で持っていたが、それと比べると、戦後すぐということもありチープな造本)

レトロなカバンやらメガネやらの雑貨、ポケット版写真集、というかカタログ集?(英語)。むかしむかし国立・銀杏書房で、いつか誰かへのプレゼントにできるっぽいので何冊か購入したうちの3冊。

ドーナツ盤・厳選10枚。何の厳選かわからないが、むかし新宿東口から大ガードをくぐって右にあった中古レコード屋などで日本のシングル・レコードをさかんに買っていた。そのなかから吾郎さん向けに選ぶ。大屋政子「政子ちゃん音頭」などノベルティソングは迷った末、今回のセレクションからははずし、「日本のアイドル歌謡、アレンジ洗練化の歴史」的な+アルファの10枚。

ということになりました。

句会のほうは、いつもと変わらず、「出来た」句もあれば、「何するねん!」な句もあり。どちらかだけじゃあ貧しい。どっちもあるのが愉快。句会後もいつもどおりの飲めや食えや。

お疲れさまでございました。

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