十二月某日。
洗面所のうがい用のコップにはいつもなみなみと水が。「どうして?」と妻に訊くと、「ピーちゃん(猫)がいつでも好きなときに水を飲めるように」だと(他にも何箇所か水飲み場がある)。私とピーがひとつコップを兼用していたことに、ちょっと驚いた。これからは、うがいのあと、水を張っておくようにしよう。
十二月某日。
談志曰く、「落語とは人間の業(ごう)の肯定」。宮藤官九郎の書くドラマもまた「肯定」が基礎にあって、クドカンと落語とは相性がいいようだ。
というのは、「タイガー&ドラゴン」全12話を無事見終えたのだった。
ある種、ユートピア。
すべての登場人物がのっけから、あるいは途中で、あるいは最終的に「良きもの」「善き人」としてストーリーに収まる。その意味でユートピア。
その際、彼らが大きく変わるのではない。いわゆる成長物語の要素は少ない。失敗と挫折がちりばめられている。それでもなお、受け入れられる。受容と肯定によって善となる。これは素晴らしいことだなあ。
十二月某日。
洲崎岬の「風の抄」という旅館の朝ごはん、晩ごはん、「セントシュバイン」という食べ物屋さんのピザとソーセージ。どれも美味。南房総、ナイス。
十二月某日。
週刊俳句・第346号に「コマ落としのように 柿本多映第一句集『夢谷』の一句」。
≫http://weekly-haiku.blogspot.jp/2013/12/blog-post_8.html
十二月某日。
部屋を片付けまくる。
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