「振替口座」を作りに近くの郵便局へ。
この書店が開業したら、本を買ってもらった人から代金の払い込みを受ける。そのために必要な口座。「郵便払い込み」の手数料は、窓口120円、機械を使うと80円(3万円以上は330円・290円)。銀行振り込み手数料より安い。銀行はヘタすると420円と、凄まじい手数料。手数料が収益

を支えているという、とんでもない事態。そんな手数料を銀行にくれてやることはないわけで、「郵便払い込み」は、こうした商売には必須。
ところが、窓口で聞いてみると、この口座開設が少々やっかい。本人名義なら、免許証など本人確認だけで済むようだが、今回は、名義を「七曜堂書店」にしたい。となると、私本人がその「七曜堂書店」なるものをたしかに運営している、その証明が必要なのだという。
それはそうだ。窓口にやってきたオッサンと、そいつが言うインターネット上の古書店は、ひょっとしたら何の関係もないかもしれない。
「近頃は、機械で簡単に払い込みができてしまいますから、審査が厳しくなっているんです。いや、あの、お客様が口座を悪用されるという意味ではなくて」
わかります。おっしゃっていること。
しかしながら、インターネット上のサイト(このブログ)が、「私」の手になるものであることを証明するのは、かなり難しい。どこにも証拠がない。例えばIPアドレスやらドメイン名から、「ほら、これは私のPCで私が契約した回線経由でつくったサイトです」などと説明する? 私のスキルではムリ。
考えてみれば、インターネット全般、あるサイト・ある書き込みと現実の人間の関係はあやふやなものだ。ここで言う「私」はたしかに私なんです、と証明することはできない。なんとなく、この人はあの人なんだ、と信じて、ネット上でやりとりしている。
さて、今回、郵便局株式会社の審査担当氏に向かって、どう説明するか……。この「七曜堂書店」のページ、そしてログイン画面をプリントアウト。それらを簡単に説明した書面をつくった。「でも、こんなもの、私以外でも、作ろうと思えば作れるよなあ」と思いながら。かつ、「偽造して、どんなトクがあるんだよ?」とも思いつつ。
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