この記事の要点
1 誤字は、直せばいいだけの話。
2 ざわざわする誤用
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自分自身、これまで何万回、何億回(?)、誤字をやらかしている。からというのではないが、あるいは、にもかかわらず、誤字については鷹揚というかいい加減なところがある(あっちゃいけない、と四方八方から言われそうだが)。誤字と気づけば、書いた人でも読んだ人でも「直せばいいだけの話」というスタンス。
誤字は、あからさまであればあるだけ、それが誤りとわかるぶん、タチがいい。タチが悪いのは、誤りには見えない誤り。そうとはわからない事実誤認であるとか、虚偽であるとか。
一方、ワープロ、PCの普及によって、タイポ(タイプミス)とは別に、日本語変換ミスは急増しているはず。最多はおそらく「追求/追究」と「追及」。ネットニュース記事でもたまに見る誤変換。それもまあ、あまり気にならない。
ところが、誤用は、ちょっと気になる。なんでなんなのか、よくわからない。自分自身、誤字のように何万回とまでは行かなくても、たくさんの誤用をやらかしているのに、やっぱり気になる。
いくつか頻出の誤用があるなか、「すべからく」は、これまでこんなにも「誤用例」として語られ続けているにもかかわらず、いまだに目にする。で、これを見ると、ざわざわする。誤字には鷹揚なつもりの私なのに、ざわざわする。
おそらく「すべからく」含みのセリフは、たいてい大上段だし、カッコつけたところがあるので、そんななか誤用? そのノリで誤用? というのが、ざわざわの理由です。
日本語に詳しいわけでも厳格なわけでもなく、「べき」論が好きなわけもないのに、ある種のものにはざわざわしてしまう。まだまだだなあ、と。
ラヴ&ピース!
2 件のコメント:
語用例などと仕込んであるところ、芸が細かいですね。
芸じゃなくて、正味の誤字。
ご指摘ありがとうございます。直しておきました。
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