ちょっと整理してみようと思います(いまさら? こんなにひさしぶりなのに?)
句集をつくる/出すメリット(言い換えればモチベーション)。
1 編むのが愉しい。これに尽きる。前回(12年以上前に『けむり』という句集を出してるのです)、作っているあいだは愉しく、出たら、そうでもない(もちろん、いろいろな方からの反響はうれしかったのですが、きっと社交辞令もあるんだろう、と)。
句集を出すまでの障壁。
1 費用。これは小さくはないけれど、まあ、どうにかならないわけではない(家族会議。きっと数秒か数分で終わる)。
2 誰が読みたい?
これが大きい。
通常、句集は、紙の本になって、「謹呈」として知人に送ったり、若干は書店やamazonで捌けたりするのですが、「読みたい人」の数が、まったく見当がつかない。
ゼロではない気がするが、一桁か、あるいはもう少したくさんか。まちがっても三桁には行かないだろうから、紙の本(最低でも数百部)ではムダが多い(その時点で、私もあちらも互いに知らない未知どうしの潜在的読者はいるだろうが)。
で、ちょっと考えて、配本については棚に上げておいて、「とりあえず作る」という作業を始めてみようか、という結論に達しました。
なお、出来上がってから、紙にはせず、希望する人にPDFを送る、ということでもいいしね。それなら、費用はほとんどかからず、「希望しないのに手元に届けられる」人を生み出すこともない。
ちょっとだけ、考えが前進したので、音楽でも聞きましょう。
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