■ジョルジュ・シャルボニエ『レヴィ=ストロースとの対話』 (1970年/みすず書房)
■マルグリット・ユルスナール『東方綺譚』1984年/白水社
前者は、人文科学、とりわけ文化/社会人類学の本を相当数読むようになったきっかけ。後者は、読んだとたん、そして今も、これからも、いっとう大好きな小説。
それぞれ自分にとって、とてもたいせつな本なのですが、分野のまったく違うこの2冊が、同じ人の翻訳であることを知ったのは、読んでからしばらく経ってからです。
タダ・チマコ。
わー! 多田智満子のおかげじゃないか、いろいろと! と、ひとり感動しました。
多田智満子の美しい文章、極上の訳文がなければ、自分の人生は、こうじゃなかったかもしれない、いや確実にちがってた(そのほうがよかったという可能性は、言いっこなし)。人生、何が、どうなってこうなるのかわかりません。
星空を讀み解く術も知らずして老ゆか萬卷の書に圍まれて 多田智満子
意味不明なれどたのしむさわさわと子音母音の波の高まり 同
多田智満子『遊星の人』2005年/邑心文庫:高橋睦郎編集
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