太古、夜空を眺めて、それを球体とみなしたこと(天球という概念)は、何らかの研究や思惟を通してのことだろうと思います。空をじーっと見ていると、とか、これはなんだろう?と考えてのうえで、とか。
天球冷え真実蛸は無脊椎 関悦史
蛸のアタマを見て、夜空を、世界を、そのように、というのは球体と、認識した、というわけではないでしょうが、天球の冷えと蛸のぐにゃぐにゃは、なんだか感動的に呼応いたします。
掲句は『GANYMEDE』第62号(2014年12月1日)所収「量産型秋の暮」より。
ちなみに蛸は好きです。
外観も。
味も。
寿司のタネで、蛸はかなり上位に入ります。小さい頃は「蛸の炊いたん」がよく食卓に出ていました。いまでも食べたいおかずの上位に入ります。
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