「さかな」は、肴、酒菜。かたいことを言えば、食べものの魚に限定されるべきだろう。魚を「さかな」と読むのは、「うお」に比べて新しい習わし。
そうしたことだけでなく、俳句においては、私はきほん「うお」を使います。
「魚心」は「うおごころ」ですし、「魚河岸」は「うおがし」ですし。
人によっては、魚のことをふだん「うお」なんて言わない、「さかな」と言う、とおっしゃるでしょうが、ふだん言うから句に使う、という話ではないわけで。
句で魚を「さかな」と読ませる使い方はダメ、って話じゃないですよ。自分はそう決めている、という話。
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