前記事で紫陽花の句のことを話したのですが、山口優夢句集『残像』が出た直後だったと思う、ふだんあまり行かない句会にお邪魔して、
あぢさゐはむしろ残響ではないか 10key
という句を投句したところ、向かいに坐ってたおばちゃんに、ものすごく怖い目で睨まれた。優夢くんのファンだったのかもしれません。あるいはその手のもじりに不寛容だったのか。あるいは、ただただつまらないと思ったのか。
ところで、こういう句も、何かの拍子で句集に入ってしまう可能性(危険性)が大いにあって、その場合は、詞書で《ode to あぢさゐはすべて残像ではないか 山口優夢》とかなんとか添えるわけです。
詞書はしばしば愉しい。自分にとって、ということだけれど(≫流体力学10句)。詞書を効果的に配した句集もたくさん見るようになった。
というわけで、ひさびさの【句集をつくる】。ひさびさだけあって、ぜんぜん進んでいません。実際の作業どころか、頭の中でも。
ラヴ&ピース!
九月に紫陽花の話題で、ごめんね。
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