遠藤賢司が亡くなった。
デビューから知っているわけですが(世代的に)、想い出深いのは2本の映画(ドラマ)。
ひとつは、NHKドラマ『さすらい』(1971年/佐々木昭一郎演出)。雨の日比谷野外音楽堂で無人の客席に向かって「カレーライス」を歌うシーンは、全篇べたべたに感傷的なこのドラマの中でも特に印象的で、それこそ湿気たっぷりにスーパー感傷的なシーン。
もうひとつは、映画『ヘリウッド』(1982年/長嶺高文監督)。敵役・悪漢役で登場する遠藤賢司は、このなかで「東京ワッショイ」を歌い「歓喜の歌」を歌う。日本一カッコいいロックスターなんじゃないか!(と今でも少し思っている)。
でね、付け加えると、ギタリストとしての遠藤賢司も好きだった。アコースティックでアルペジオを弾くときも(カレーライスのギターはほんとうに美しい)、ロックするときも。
合掌。
≫真説温泉あんま芸者 第8回 サブカルの夜明けあるいは/しかし映画「ヘリウッド」再見
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