https://www.huffingtonpost.jp/2018/04/02/unique-signboard_a_23401280/ |
ホラー味のあるギャグとして、こういうの、嫌いではありませんが、本人はきっとギャグでもホラーでもない。
ま、それはそれとして、注目したのは、河野大臣の弁、「結構いい字でしょ?」という部分。
(言っておきますが、政治的な話をしようというのではありません。経済でもない。「揮毫」に関する話題です)
俳句世間で暮らしていると、短冊や色紙、句集の見返しなど、カジュアルな揮毫をよく目にします。このときたびたび生じる「もやもや」の理由がわかりました。書いた本人の「結構いい字でしょ?」感なのです、きっと。
目にする字は、いろいろです。味のある字、デザインセンスを感じる字、ただただヘタな字(悪筆)、学校の習字で褒められたっぽい字。
いろいろのうちどれかを決めるのは見た人だから、その字がどうとは決めつけられない。けれども、どんな場合も、なにかちょっと、どう反応していいのかわからない(反応を強いられているわけではないですが)、居心地の悪さみたいなものがある。それは、字がどうということではなく、字面に漂う「結構いい字でしょ?」感からくるもののようです(もちろん私個人の問題)。
ちなみに、俳人の色紙・短冊がもらえることになったとき、うれしい人とそうでない人がいて、私は後者。うれしくないというよりさらに進んで、「困ったな、捨てるわけにも行かないし」というタイプ。
これって、字の「良さ」がわからないということ(いわゆる朴念仁)である以上に、バチ当たりな態度かもしれません。
ラヴ&ピース!
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