2015/05/24

■『凧柱』との距離

やや旧聞に属するのですが、「昨今の〈鴇田句への信頼〉の風潮(平たく言えば『凧柱』アゲの風潮)から距離を置」いているとの指摘があり、そこで思い出してみると、このブログでの、

≫0グラムの俳句 鴇田智哉『凧と円柱』を読む
http://sevendays-a-week.blogspot.jp/2014/11/0.html

『凧柱(たこちゅう)』は手強い句集ですから、これ(↑)は自分にとってはアリ。

それから、

≫抽象の景色 鴇田智哉『凧と円柱』イベントのメモ
http://weekly-haiku.blogspot.jp/2014/12/blog-post_56.html

この記事に、「蛸と炎昼」、もとい「凧と円柱」に関して、いま自分が考えていることのほとんどは書いた気がします


なお、距離を置いているように見えることには、心当たりがあります。「正直、『こゑふたつ』のほうが自分は好きかもしれないなあ、現時点では」などと思ったりするので。ただ、それをわざわざ言うことはしないじゃないですか(言ってるのと同じ?)。『凧柱』アゲでみなさんが盛り上がっているなか、わざわざ。それに、作者にとっては最新句集が常に一番だろうし。

またページをめくってみることにします。気ままに適当な箇所をめくるという読み方がいい、そんな読み方に耐える句集だと思うので。


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