台密や
『愛と誠』
が
十二冊
正岡豊
天台密教と『愛と誠』。岩清水(夏)が隠れ季語。ってことはないでしょうが、おもしろいです。「巻」じゃなくて「冊」というカジュアルな言い方も味があります。
(なぜ改行かは、わかりません)
神戸の短歌イベントに出かけた際に、歌人の正岡さんと初めてお会いし、挨拶をさせていただいた。そのとき、手渡されたA4判の紙片1枚。「さいぼうまくしんぶん 怒濤の号外号」とあり(細胞膜新聞? ううむ、良いネーミングです)、詩、俳句6句、編集後記まで揃っています。個人誌です。掲句はここにある一句。
紙1枚だからビラかチラシを配るように手渡せる。「号外」だから手渡しなのですね。渡されるこちらは「え?」と思う間もなく、手に、この個人誌が。
身軽です。
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