たまに、句集や俳誌を贈っていただくことがあります。そのときは、礼状を書きます。
句集や俳誌が出ると、一斉に贈呈が郵送される。直後かしばらくか経つと、SNSなどネットで「もらった」「いただいた」との文言を目にしますが、私は、ネットでアナウンスはしません。ブログや週刊俳句で取り上げさせていただくことがありますが、その際も「贈呈」とは書きません。
なぜかというと、「送り主に迷惑がかかるといけないから」。
送り先ではない人(届いていない人)が私のアナウンスを見て、「え? なんであんなやつのところに贈って、自分には贈ってこないのだ?」と怒りださないとも限らない。怒りだしそうな人、多そうじゃないですか、俳句世間て。そうだと、送り主に悪い。
いろいろ気を回しすぎかもしれない、と思いながらも、オープンな場所で「もらった」とは言わないようにしているのです。
もっとも、これは自分だけの事情です。「贈呈されて当然」みたいな人たち(有力な人たち)なら、逆に、アナウンスするほうが、送り主も嬉しいかもしれません。
だから、これは、アナウンスする人を批判するわけでも、「するべきではない」と言うのでもありません。それぞれ思うところがあってすることですから。
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