2014/08/06

■この句の「俺」は

もうこの世にいない。

http://yagimotomotomoto.blog.fc2.com/blog-entry-194.html


ループ。怖い。


生死はともかく、「俺」の居場所は、「家」に、ない。それはたしかですね。


ところで、この句、「蒲団」なので、『けむり』の中で冬の並びの箇所に入れたと思うのですが、夏の並びに入れればよかったかな?と、ちょっと後悔している句です。

夏のところに置いておけば、「蒲団とあるが、夏の流れだから、外寝(夏の季語)。そうか、捨ててある蒲団に入って眠ったりするのか。『俺のふとん、俺のふとん』とか言いながら」と読んでくれる人がいないとも限らない。蒲団だから冬、というのは、浅はかだったかもな、と。


(句を取り上げていただき、おまけに、こんなに面白い読み物に仕上げていただき、多大なる感謝。この句も「俺」も、おかげさまで成仏できたと思います)


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