2025/01/17

■無料頒布:興味のある人は世界の何処かにいるはず篇

欲しいとう方は、tenki.saibara@gmail.com まで。ご遠慮なく。

『蒸しプリン会議』2017年秋冬

2号だけ(当時文フリのタイミングに合わせて)出た幻の俳誌の第2号。6名各5句を収納。業界最軽量を『はがきハイク』と競う。6名の構成は手にとってのお楽しみ。残部わずか(印刷すれば増えるんだけれど、とりあえず手元にある現物を)

西原天気人名句集『増補版・チャーリーさん』

オリジナルの紙製(2005年・私家版)は残部少量につき、PDFで「増補版」を作成(2011年)。句数がオリジナルから増加。メールに添付しますのでタイムラグなし。」

robin d. gill『浮け海鼠 Rise! Ye Sea Slugs』

海鼠句を1000句近く集めたアンソロジー。総頁数480。世紀の奇書、否、名著です。解説は英語。原句の英訳もあり。これは手に入れておいたほうがいいです。なお、表4に私の推薦文あり。※無料と銘打ちながら恐縮ですが、送料のご相談をさせていただきます。





2024/12/20

■ライヴ(2025年1月26日)のお知らせ

128s イチニッパーズ ライヴ

2025年1月26日sun
13:30 開場 14:00 開演

くにたち 地球屋 http://chikyuya.online/
地球屋さんはJR国立駅南口から大学通りの左側を南へ5分。一橋大学東校舎の数件手前の地下です。

チャージ1500円+ドリンク

Shiori vocal, èrhú(niko) Goro bass, vocal
Masaru percussion Yuki piano Tenki guitar

二胡フィーチャーのインストも数曲。

お問い合わせは tenki.saibara@gmail.com まで。



2024/12/18

■俳句の述部

俳句は…、とか、俳句とは…、とか、それに続く述部は、ほとんどの場合、《願望》であるる。

というシンプルで、当たり前すぎるかもしれない話。

こういう(大きな)主語に続く述部は、例えば定義とか、場合によっては教条もあり得るのだけれど、そのときもたいていは《願望》含み、《願望》そのもの、というが気がしていて、ただ、これは悪いことではなく、文芸、あるいは表現ジャンルでは、それでいいのだと思う。「願望に過ぎない」のではなく、願いに向かって突き進んでいるわけです。

いろいろな(人の)願望が重なり合うところを喜び、希望を見出すのか、あまりにも互いに遠いことに諦念・絶望を味わうのかは、次の問題なのですが、いかにも、それしかない、自明の真理、みたいに宣言される述部にしても、その人の願望なのだ、と思うことにしている。

すると、特定の述部にっそぐわない句を、あらかじめ除外する態度は免れるし、いろいろな俳句的事象をふところ深く受け止めるられる。気がする。

ラヴ&ピース!

2024/12/16

■気にならない誤字・ざわざわする誤用

この記事の要点

1 誤字は、直せばいいだけの話。

2 ざわざわする誤用


俳句に一片の興味もなかった若い頃、「現存」の俳人として唯一名前を知っていたのが金子兜太だったのですが(当時はもちろんご存命)、その金子兜太の新聞コラムに、「誤字のない文章は勢いがなくてつまらない」だったか「誤字くらいあったほうが勢いがあっていい」だったか、たしかそんなことを言っていて(このふたつ、ニュアンスに相当の違いがあるが)、おもしろいことを言う人だなあと感心した。

自分自身、これまで何万回、何億回(?)、誤字をやらかしている。からというのではないが、あるいは、にもかかわらず、誤字については鷹揚というかいい加減なところがある(あっちゃいけない、と四方八方から言われそうだが)。誤字と気づけば、書いた人でも読んだ人でも「直せばいいだけの話」というスタンス。

誤字は、あからさまであればあるだけ、それが誤りとわかるぶん、タチがいい。タチが悪いのは、誤りには見えない誤り。そうとはわからない事実誤認であるとか、虚偽であるとか。

一方、ワープロ、PCの普及によって、タイポ(タイプミス)とは別に、日本語変換ミスは急増しているはず。最多はおそらく「追求/追究」と「追及」。ネットニュース記事でもたまに見る誤変換。それもまあ、あまり気にならない。

ところが、誤用は、ちょっと気になる。なんでなんなのか、よくわからない。自分自身、誤字のように何万回とまでは行かなくても、たくさんの誤用をやらかしているのに、やっぱり気になる。

いくつか頻出の誤用があるなか、「すべからく」は、これまでこんなにも「誤用例」として語られ続けているにもかかわらず、いまだに目にする。で、これを見ると、ざわざわする。誤字には鷹揚なつもりの私なのに、ざわざわする。

おそらく「すべからく」含みのセリフは、たいてい大上段だし、カッコつけたところがあるので、そんななか誤用? そのノリで誤用? というのが、ざわざわの理由です。

日本語に詳しいわけでも厳格なわけでもなく、「べき」論が好きなわけもないのに、ある種のものにはざわざわしてしまう。まだまだだなあ、と。

ラヴ&ピース!

2024/12/14

■仙台へ、川柳の句会

過日。西国分寺駅から仙台駅まで列車の待ち合わせも含め約2時間と、存外近いことに驚きつつ、日帰り楽勝というわけで、川柳人たくさんの句会に出かけました。

互選じゃなく選者のいる川柳句会はほぼ初めてで、新鮮。事前に投句しているので座って聞いてるだけ。ラク。

(選外)うどん教授の部屋から漏れてくる鼾 10key

うどん教授シリーズは自分で気に入ってる。またひつこくつくろう。

後半は音数歳時記活用句会を進行。投句3句は大誤算。時間が足りず、みなさまにはご迷惑をかけました。すみません。

句会後は例によって宴席歓談。

こんどは、昼はゆっくり散歩、夜は繁華街うろうろできる感じのプランで、再訪したい。