2023/11/26

■旅する句会・人と会う愉快

某週末。大阪での「音数歳時記」句会から、名古屋での川柳ねじまきの句会へ。いろいろな方にお会いできて、愉しかった。

西国分寺→東京→新大阪→大阪 梅田→岡本 摂津本山→新大阪→名古屋→金山 金山→名古屋→東京→西国分寺(ただいま~)

何年かぶりに弟夫婦にも会えたし、実りの多い旅でした。

句会後の飲み屋は両日合わせて4軒。コロナ/インフルエンザを心配しましたが、帰宅後もいたって元気。



2023/11/21

■旅するバンド・合奏の愉快

某週末。yuki氏が出張で、ひとりのんびり過ごす。

津原泰水『ブラバン』があまりに良かったので、音楽映画を見たくなり、配信サイトをぶらぶら見てまわり、これにしようかな?ってなかんじで、『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』(アキ・カウリスマキ監督/1989年)を観る。

この監督、評判は聞くものの、なんと、観るの、初めて。

ありゃま、良いっす。

映画、たのしい。オフビートってゆうの? 出演もしてるジム・ジャームッシュっぽくもある。地域的(欧州のまんなかじゃない)なものか、劇中音楽からくるものか、エミール・クストリッツァっぽくもある(と思ったよ。よくわかってないけど)。

このバンドが奏でる音楽はヴァラエティ豊かで、祝祭的。

ジャンルは違っても、音の風合いは違っても、つまり別の経路を通っても、結局、祝祭的な浄化に至る音楽が、私は好きみたいです。



■出会い、なおせる? 『Pegazine 04』の一句

川と川なんどでも出会いなおせる  八上桐子

川って、そんなものなのだろうか? 合流して、支流となって、また合流して。

あついは、俳句における「切れ」をこの句の読みに用いて、《川と川/なんどでも出会いなおせる》、つまり、「なんどでも出会いなおせる」は川ではなくて、例えば私たち(人と人)のことである(けれども、そこで切れたとしても、川のイメージは句の最後までついてまわるのだけれど)。

ところで、私は、この点について悲観的で、「出会いなおせる」とは、あまり思っていない。小さな失敗や軽い摩擦が尾を引く。んんん、なかなかに悲しい。

でも、「なんどでも出会いなおせる」と言ってもらうと、そういえば、もう一度会ったとき、前とは違う感じの時間が過ごせたりするような気もする。いや、同じ感じに、というのが、そもそも難しいそ、などと、考えがもう一方に振れたりする。

ああ、しかし、こんなことをうじうじ考えていること自体、ダメだ、意味ない! 川を見に行ったほうが、ずいぶんとマシだ、と、いま、自転車を乗ろうとしているところです。

掲句は『Pegazine 04』(2023年10月14日)より。

2023/11/17

■音数歳時記・句会、巡業中

荻窪での「音数歳時記・句会」、無事終了。


たくさんの人と初めてお目にかかり、たいへん楽しうございました。ふだんあまり人と会わない暮らしなので、よけいに。

ところで『音数で引く俳句歳時記』は、長生き語、もとい長い季語をむりやりもってくるのも一興。

 虹蔵(かく)れて見えず荻窪恋ヶ窪 10key

で、明日は、大阪へ。

切符、買ってあるぞ(威張ることではない)。初めての方々もよく知っている仲良しの方々も、どちらいらっしゃるそうだから、いまから楽しみ。きょうは畑も雨降って嬉しいだろう。で、列車で読む本をただいま物色中。


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2023/11/02

■「音数歳時記」活用句会 in 荻窪 のご案内

日時:2023年1116日(木)19:00
場所:
屋根裏バル 鱗kokera
 https://twitter.com/kokera07839729
句会費:1,500円(カレー&烏龍茶付)

『音数で引く俳句歳時記・冬+新年』(岸本尚毅監修・西原天気編/草思社)を片手に、席題を作句する句会です(その後の選句・合評は通常の句会と同様)。はじめに簡単に本の紹介をします。
上記歳時記を持参されない方には、句会場にて、定価の約7割(学生さん5割)で頒布いたします。

申込は店主の茶鳥さんまで nomurakaori.ad@gmail.com

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2023/11/01

■某某日記:2023年秋

時系列無視。

某日、胸が痛み(比喩ではなく)、こらえきれなくなって近所のかかりつけ医に。簡単な検査のあと、夜になってまた痛むようなら救急車を、と、怖いことを言われる(その日は土曜日でありました)。果たして、痛みがぶり返す。だが、119ではどこに放り込まれるかわからない。yuki氏がふだん定期的に受診している心臓関係の病院に話をつけてくれ、受診。心膜炎の診断で即入院。生まれて初めての入院は3泊4日となり、無事退院。ただし入院中も心身ともに元気。

某日。せっかくなので(ヘンな日本語)、初めての病床俳句7句を某結社師誌に投句。なお、某結社誌には『音数で引く歳時記』の広告を載せてもらった恩義から1年間誌友に。

某日、区画借りの家庭菜園に赤玉葱を植える(百数十本)。大根はすくすく育ち、間引き。間引菜は刻んで塩で揉む。塩昆布と混ぜて醤油をひと垂らし。ごはんと一緒に食すれば、ああ、なんという美味。

某日、練馬区江古田でのライブ。なんだか愉しく6曲。約33分の模様はこちら google drive

某日、某俳句雑誌への寄稿(俳句をたくさん)の校正がPDFで届く。字の大きさにびびる/気恥ずかしい。といっても、俳句というのは印刷されるとき、だいたいは大きな級数なので、いまさらではある。でも、おっきいね、俳句の字って。

もし、こんど句集を出すとしたら、1頁6句組で小さめの級数にすると思う。

某日、『音数で引く俳句歳時記・冬+新年』出来(amazon)。これで四季が揃う。長いような短いような制作期間1年間。ごくろうさんエクセル。