2023/11/21

■旅するバンド・合奏の愉快

某週末。yuki氏が出張で、ひとりのんびり過ごす。

津原泰水『ブラバン』があまりに良かったので、音楽映画を見たくなり、配信サイトをぶらぶら見てまわり、これにしようかな?ってなかんじで、『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』(アキ・カウリスマキ監督/1989年)を観る。

この監督、評判は聞くものの、なんと、観るの、初めて。

ありゃま、良いっす。

映画、たのしい。オフビートってゆうの? 出演もしてるジム・ジャームッシュっぽくもある。地域的(欧州のまんなかじゃない)なものか、劇中音楽からくるものか、エミール・クストリッツァっぽくもある(と思ったよ。よくわかってないけど)。

このバンドが奏でる音楽はヴァラエティ豊かで、祝祭的。

ジャンルは違っても、音の風合いは違っても、つまり別の経路を通っても、結局、祝祭的な浄化に至る音楽が、私は好きみたいです。



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