2018/10/29

■消息とか

≫なめらかな夜に 飯田晴句集『ゆめの変り目』の一句https://weekly-haiku.blogspot.com/2018/10/blog-post_5.html

≫〔週末俳句〕本をひらく
http://hw02.blogspot.com/2018/10/blog-post_28.html

俳句関係で何か思いついて書いたとき、それをどこに載せるか/載せてもらうか。いちいち悩むわけですよ。週刊俳句かウラハイか自分のブログか。振り分けの原則は、あるようで、ない。


2018/10/25

■デュシャン2018

デュシャンの名を口にすることには、ちょっと複雑というか軽い恥ずかしさがある。

若い頃、デュシャンは〈知的にオシャレ〉の最強アイテムだった。世代によるものか、少なくとも時代にはよるものだろう。それは、知的ぶる、オシャレぶる、といった見栄やスタイルや背伸びを、場合によってはたぶんに含むものではあったので、今となれば、恥ずかしいのだ。

けれども、デュシャン自体が、そうした軽薄な文化流行であるわけではない。きっと、何十年・何百年経とうが色褪せない知性でありモード(オシャレ)であるはず。

というわけで、東京国立博物館で開催中の「マルセル・デュシャンと日本美術」へ。

空いてると聞いていたが、実際、空いてた。

展示品は約150点と多い。初期の油彩があるわ、階段を降りる裸体があるわ、大ガラスがあるわ、泉もある、グリーン・ボックスもある、写真も豊富、よくこれだけ並んだなあ、というくらい。

なのに、空いてる。平日とはいえ、かなり空いてる。

空いててうれしいけれど、これも時代なんだろうなあ、と。


で、大ガラスは、想像していた以上に、大きかった。

階段を降りる裸体は、色合いに時代の機微がある(ような気がした)。

グリーンボックスetcに収められたメモ書きの筆跡は、あんがいふつーだった(オーラや唸るほどのスタイリッシュさは感じられない)。

これもあのデュシャンの泉かじかめり 10key(句集『けむり』)





2018/10/24

■ピクルス日和

5日前に仕込んだピクルスを小さく切って、カテージチーズと混ぜ、オリーヴオイルをかけてレモンを絞る。

美味&ピース!


2018/10/22

■チキン・シャクティとか週俳600号とか

無印良品のレトルト・カレーはだいぶ前から、たいそう人気のようなのですが。

…と、食べものの話ばかりしているようなのは、このところ、食べものに気を使っているからで、でも、ご心配には及びません。検査結果によると、良い方向に向かっています。

で、カレーの話。無印カレーの数あるラインナップのなかで、チキン・シャクティというのが、大のお気に入りだったのですが、生産中止らしい。ああ、残念。でダントツに好いていたのに!

話は変わるのですが、週刊俳句が第600号。

http://weekly-haiku.blogspot.com/2018/10/60020181021.html

麒麟さんと若之くんの動画とか、まったりしてて、いいですよ。



それにしても、外はいいな、と。

というわけで、散歩がいいです。外がいいです。このあいだもひとり浅草で、昼ごはん、どうしようかということで、お弁当を買って、隅田川を見ながら、気持ちよく食しました。

外がいいし、川辺もいいですよ。

ラヴ&ピース!

2018/10/19

■ピクルス、またもや

材料の下準備、完了。




パプリカとエリンギは火を通さずにナマなので、先に袋に入って、待機中。

ラヴ&ピース!

2018/10/18

■冒頭集:高橋お伝逮捕の報

「サァサァ皆さんお聞きなさい深い意趣遺恨のあるでもないに只お金を貸さぬばかりの事で男を殺害したる前代未聞無類飛切りともいうべき女の大罪人が出来ました。……」
 大道香具師の呼びこみめくが、これがレッキとした新聞記事である。要点を抽出し、誇張すべき点を誇張していて、キャッチ・フレーズとしての正統派と私は思う。
 右は、高橋お伝捕縛の記事の書きだし。一八七六年(明治九年)九月一二日付の東京新聞の雑報である。
小沢信男『定本犯罪紳士録』(ちくま文庫/1990年)

「いうべき」は当時なら「いふべき」なのでしょうが、そこ(旧仮名・新仮名)にこだわることもない。


2018/10/17

■TAMA RIVER

来る10月21日、週刊俳句は第600号。


記念企画の撮影のため、某日、若手ふたりと多摩川へ。

すてきな動画が撮れました。乞うご期待。

多摩水道橋。神奈川側は登戸駅、東京側は和泉多摩川駅。

2018/10/16

■電池の寿命

抽斗の奥から出てきた腕時計は、以前おみやげにもらったスウォッチ。sydney 2000 とあるのでシドニー五輪の年、2000年ということか。ずいぶん昔のものが出てきた。

でも問題はそこじゃない。驚いたことに、いまだに針が動いている! 18年間! 


1999年製造と印字があるので、19年間かも。電池を換えた覚えはない。使った記憶がないから、電池を換える必要もなかった。

時計の電池って、そんなにもつものなの?

 電車より電池長生き秋の風 10key(dedicated to Toshio Mitsuhashi)

秒針がないので、消費電力が少ないのかもですね。

ラヴ&ピース!

2018/10/13

■外階段:雨の螺旋〔いただきもの〕

小林かんなさんからいただきました。ありがとうございます。



2018/10/12

■スペイン人、ナイス!

売っているのをあんまり見ないのですが、clipper というスペイン製ライター。良いところがたくさんあって。

1 色がかわいい。

2 炎のかたちがいい。わたくしパイプを嗜むのですが、きれいにボウル(タバコ葉のあるとこね)に入ってくれる。

3 中が見える。これはめずらしくはないんですが、BIC等は中が見えなくて最悪。いつガス欠になるのかわからない。

4 100円ちょっとという使い捨ての値段なのに、使い捨てじゃない。つまりガスが入れられるんです。


clipper を知ったのは、じつは最近で、もう、これは、痛恨。バカ、バカ、なんでもっと早くに出会わなかったのか!

この3色のほか、赤とオレンジがあります。

ガスボンベ、でかい。300mlですってよ。

2018/10/09

■鉄の夢見・石の夢見

多田智満子歌集『遊星の人』(2005年/邑心文庫)より。

六連發ピストルのなか輪になりて六つの夢のあやふく眠る  多田智満子

象徴作用や隠喩、過剰なドラマを招きやすい「ピストル」が、読者の掌中に収まるかのように確固たる事物として伝わるのは、ムダのない文体が硬質を構成/構造するからでしょうか。

夢が眠る、という言い方は、ごくふつうのようでいて、じわっとおもしろい。


こんな歌もあります、この本の94頁には。

石に眠る大イグアナのまぶたふるへ千年の夢さめゆくごとし  同

マヤ遺跡での一首。

2018/10/07

■四谷左門町あたり

裏側ラヴと球体ラヴと外階段ラヴの3つを受け止めてくれる一区画。


この日の散歩については、こちらにも。
http://hw02.blogspot.com/2018/10/blog-post_7.html

2018/10/05

■冒頭集:No Woman No Cry

 ピサの斜塔は完成する前から既に傾き始めていたという。よくみれば塔の上部は辻褄をあわせるように少しずつ角度を変えて、なんとかまっすぐにみせようとしてある。
 建設に際し、多くの思惑が交錯した結果だろうか。それとも、携った誰もがあまりにも何も考えなかったゆえの産物なのか。
 おそらくは後者だろうと睦美は思う。根拠のないのに思うのは、そうであってほしいという期待があるからだ。
長嶋有『泣かない女はいない』(2005年/河出書房新社)

2018/10/04

■続・ぴくるす

できた。


2018/10/03

■ぴくるす

この1か月ほど、わけあって、食事に気を使う毎日。甘い物は断っていたのですが、そんなに禁欲的になるのもよくないので、さっき、世界一キュートな最中をひとつ食しました。

で、話は変わるようで、変わらない。昨晩、知人とともに飲食を共にした久しぶりのビストロ。そのピクルスがあまりにおいしかったので、今晩は、ピクルスをつくりましょう。ってことで、セロリ、きれいな色のピーマン、エリンギetcを買いました。人参はあるはず。大根は、入れるかどうか、あとで考えます。


ひらがなで「ぴくるす」と書くと、なにかの同人っぽい。

あ、バンド名に良いかも。

友人と遊んでいるバンド名、以前に候補としてあがったダイアビーティース(Diabetes)も音はカッコいいけど、ネガティヴじゃないですか。

「ぴくるす」と聞いて、どんなメルヘンチックなバンドが出てくるのかと思ったら、その平均年齢としぶすぎる(いい言い方!)ルックスに吃驚してもらえるかもしれません。

ラヴ&ピース!