2014/04/30

■くにたち句会顛末


この季節は桜鯛。

ということで、いつもの吉永鮮魚店(姫路)から届いた鯛の浜焼がメイン。

1)皮を剝く。身を食す。

2)皮を油でパリっと揚げる(鯛皮煎餅)。

3)残った骨と頭とアラを鍋に入れ、湯豆腐(これがすごく美味)、

4)さらにお米を入れ雑炊に、さらにうどんを入れる(ひつこく鯛を味わい尽くす)。


なお、俳句も作りました。いちおう句会ですので。

席題のひとつが「東南アジア(テーマ)」。狂流さんがインドネシアから帰国したばかりだったので。

  晩春のタイではたらくインド象   10key


お疲れさまでございました。

2014/04/27

■ワルな俳句

週刊俳句・第365号の特集は「悪い俳句」
http://weekly-haiku.blogspot.jp/2014/04/3652014420.html

そこで「悪漢俳句:断章」を書きました。
http://weekly-haiku.blogspot.jp/2014/04/1986-2-2-1997-2-2-2-10-httpweekly-haiku.html

その補遺(忘れちゃってたネタ、少々)をウラハイで。
http://hw02.blogspot.jp/2014/04/blog-post_26.html


   服を着て逢ふほかはなし宵桜  山田耕司

「あまい!!!」(2014年4月25日/編集・発行:小早川忠義)より。この句も、ワルな句と言っていいのでしょうね。


 

2014/04/20

■くにたち句会〔4月〕のお知らせ

2014年4月27日(日) 14:00 JR国立駅・改札を出て南口付近 集合
句会場所:いつものキャットフィッシュ(予定)

席題10題程度。

合評と句会後の飲食は拙宅にて(会費アリ)

2014/04/17

■土曜日は週俳のオフ会

19日(土)17:00開場ざんす。

http://hw02.blogspot.jp/2014/04/7.html


涵徳亭は、持ち込みができるので、いつものごとく酒類を用意。先日、柏屋に出かけたところ、相談に乗ってくれた店員さんが的確で、ひじょうに気持ちのいい買い物ができました。

当日は、週俳らしく、堅苦しいところのない集まりになるはず(いつも、そう)。ぜひお出かけください。


2014/04/13

■すみれ

某日。尻子玉句会という句会へ。

  尻子玉ありしところに花すみれ  10key

直球でごめんなさい。


句会後はいつもの優良店・台湾料理「味王」へ。どれほど優良かというと、勘定がざっくりで、「サービスよ」と言って出てくる皿が、それまで頼んだどの皿よりも豪華(本末転倒)。おまけにシメの杏仁豆腐まで「サービス」。すごい店だ、味王。


なお、尻子玉句会だからといって「尻子玉」縛りではありません(為念)。ただ、皿や甲羅がやたら出てきます(参照≫拙作「流体力学」)。


  菫ほどな小さき人に生まれたし  夏目漱石

そういえば「月天」という俳句の集まりで行った六義園。名物の枝垂桜はもう終わっていました。スミレがいっぱい咲いておりました。可憐。


2014/04/12

■俳句の詰め合わせ:アメリカ

テキサスは石油を掘つて長閑なり  岸本尚毅

オクラホマの歴史はありやさほどなし  筑紫磐井

誰がために亀鳴くあめりか暗殺史  佐山哲郎

アメリカの国旗を巻いて裸なり  依光陽子


攝津幸彦《舞ふブロンドの髪のサラダよ星条旗》も入れたいところですが、バランスが崩れるので。

1句目、岸本尚毅『感謝』(2009年・ふらんす堂)。2句目、筑紫磐井『我が時代』(2014年・実業広報社)、3句目、佐山哲郎『じたん』(2001年・西田書店)、4句目、『俳コレ』(2011年12月・邑書林)より

2014/04/05