《東京の街を車で通りながら、ときおり、はっと息をとめるものがある。家だ。ふしぎな家を見るのだ。何がふしぎかはちょっと説明できない。そういう家は、その環境に合って美しい。いいながめになっている。そのくせ一方に何か周囲に拮抗するような顔を持っていて、はっとさせるのだ。》
日影丈吉「ひこばえ」:日影丈吉幻想小説集『夢の播種』(1986年/早川書房)所収
2015/07/04
2015/07/03
2015/07/02
■関戸橋の向こうへ
中嶋憲武画伯らと行った関戸橋の多摩市側。
≫中嶋憲武:対岸の過去~関戸橋フォーエバー
http://weekly-haiku.blogspot.jp/2015/05/blog-post_17.html
そのときは写真を1枚も撮らなかったので、ひとりで行ったときに撮ってみた。
≫中嶋憲武:対岸の過去~関戸橋フォーエバー
http://weekly-haiku.blogspot.jp/2015/05/blog-post_17.html
そのときは写真を1枚も撮らなかったので、ひとりで行ったときに撮ってみた。
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中嶋憲武:前掲記事《「いいなあ、あの建物」テンキさんの声に、その方を見ると、屋根が真っ平らな倉庫のような建物があった。窓はあまり無い。背凭れに明治牛乳とロゴの入ったグリーンのベンチが置かれている。昔、遊園地などでよく見かけたタイプのベンチだ。牛乳の自動販売機もある。どうやら乳業を営んでいる会社のようだった。あんなところで牛乳売って暮らしてみたいよと言って、テンキさんは笑った。》 |
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中嶋憲武:前掲記事《支流の対岸は草木が繁茂していて、ウグイスやアオジ、センダイムシクイ、セッカ、モズなどが囀りの交響を繰り広げていた。その中で最も目立つウグイスの声にぼくたちは立ち止まった。》 |
2015/07/01
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