2017/06/10

■空の二句 『豆の木』第21号より

手足冷えカラスきれいな空食べる  夏谷胡桃

犬と乗る九月十日の飛行船  上野葉月

空は、空というだけで十全。足すものも引くものもない。それが伝わる句もまた同様に過不足がない。


2017/06/09

■クストリッツァ、ワイルド・バンチ、ロング・グッドバイ、ユリイカ…

が大好き(あ、私が、という話です)。

2017/06/06

■プール 北大路翼『時の瘡蓋』から

夏ですね。

プールにもお風呂のやうにゆつくりと  北大路翼

泳ぎもしない。はしゃぎもしない。ゆっくり浸かる。

年をとると、プールでのこういう過ごし方が、とても気持ちよさそうに思える。

「そんなんじゃあプールに行くことないでしょ?」というのは野暮。

2017/06/04

■金魚

夏ですね。


なお、金魚味はしませんでした。

2017/06/02

■ねむりたい・やすみたい 『豆の木』第21号より

忙しく過ごすのも愉しいのですが、ねむかったり休んだりサボったりも愉しい。

春眠や鳥のかじった押しボタン  三宅桃子

チューリップみたいな顔でさぼりたい  同

ねむりの中に(なぜか)押しボタンがあって、鳥のかじり跡がある(「ついばむ」じゃなくて「かじる」というのが面白い)。ああ、ねむ!

サボりたい人はすでにチューリップみたいな顔になっているとも思う。


掲句は『豆の木』第21号(2017年5月5日)より。