ユーリ・ガガーリンによる人類初の宇宙飛行は1961年4月12日。Wikipediaには興味深いエピソードがいくつか載っている。ガガーリンが身長158センチだったこと。帰還後、「英雄」として国内外を巡るうち、酒に溺れ、自傷行為もあったこと。そして、小咄のようなやりとり。
宇宙から帰還したガガーリンの歓迎パーティにロシア正教のモスクワ総主教アレクシー1世が列席しており、ガガーリンに尋ねた。
総主教「宇宙を飛んでいたとき、神の姿を見ただろうか。」
ガガーリン「見えませんでした。」
総主教「わが息子よ、神の姿が見えなかったことは自分の胸だけに収めておくように。」
しばらくしてフルシチョフがガガーリンに同じことを尋ねた。総主教との約束を思い出したガガーリンはさきほどとは違うことを答えた。
ガガーリン「見えました。」
フルシチョフ「同志よ、神の姿が見えたことは誰にもいわないように。」
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