2019/01/10

■胸にひらく 『鷹』一月号をめくる

結社誌『鷹』の冒頭近く、目次の直後にある「現代俳人列伝」を楽しみにしている。1頁モノクログラビアに肖像写真、代表句12句、略歴というシンプルさが心地よい。2019年1月号は第220回。大野林火。

ねむりても旅の花火の胸にひらく  林火

清潔で清冽な叙情はなんだかんだいっても日持ちする。1947年作のこの句、70余年を経過した今も、私の胸にひらく/ひびくもの。

近所の散歩もいいけれど、旅もいいな、と、思ったことですよ。

ラヴ&ピース!


『鷹』はいつも表紙の絵がかわいい。きれい。

1 件のコメント:

eiko さんのコメント...

>清潔で清冽な叙情はなんだかんだいっても日持ちする。<
この言葉に納得の朝です。