
コーヒーと煙草と、あとはメモかハガキを書ける程度の小さなテーブル。
コーヒーテーブルという言い方もあるようだが、それはもっぱら自宅用の高さの低い小さなテーブルを指すようで、それとは違う。
ためだけにあるもの、というのは、いいものだな、と。
※写真は『コーヒー&シガレッツ』(ジム・ジャームッシュ監督)より
宇宙から帰還したガガーリンの歓迎パーティにロシア正教のモスクワ総主教アレクシー1世が列席しており、ガガーリンに尋ねた。
総主教「宇宙を飛んでいたとき、神の姿を見ただろうか。」
ガガーリン「見えませんでした。」
総主教「わが息子よ、神の姿が見えなかったことは自分の胸だけに収めておくように。」
しばらくしてフルシチョフがガガーリンに同じことを尋ねた。総主教との約束を思い出したガガーリンはさきほどとは違うことを答えた。
ガガーリン「見えました。」
フルシチョフ「同志よ、神の姿が見えたことは誰にもいわないように。」