俳句は、きほん、「まるごし」、あるいは「手ぶら」がいいです。
これにはいろいろな意味があるのですが、例えば、表記。
さよなら、ウォーホル 丸ごとのトマトを齧る 福田若之〔*〕
読点とか1字アキとか、いらないですよね。
《さよならウォーホル丸ごとのトマトを齧る》。ほら、このほうがいい。少なくとも、見た目、すっとしている。
それから、カギ括弧「 」。
不要でしょう、という句がほとんど(≫例)
手ぶらで、すっと、あるいは、ぼぅっと立っている、という風情が、きほん、よろしいです。
〔*〕 「さよなら、二十世紀。さよなら。」;週刊俳句 第276号 2012-8-5
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