2020/03/04

■観客は10人くらいでした 映画『初恋』

感染を防ぐなら、映画もやめたほうがいいって言ってる人は、映画館に行ったことがないんじゃないのかな。ずっとだいたいはガラガラですよ(ごく一部を除いて)。人どうし、近くない。食べ物屋のほうが人口密度が高い。

というわけで、『初恋』(三池崇史監督)を観てきました。府中のシネコン。昼間。客は10人前後。少ない。

映画は、ひとことでいうと、雑。

観せ方も造りも話の運びも、観る人をどう愉しませるかも、雑。

でもね、面白い部分もある。観て損はないですよ。

ハイライトは、ベッキー。はい、あのベッキーです。これがもう、最凶・最強。

あと、染谷将太も、やっぱりいい。

このふたりが強烈に狂気なので、ほかがぜんぶくすむんだけど、このふたりだけでも観る価値がある。

でね、これ、ラヴストーリーじゃないですよ。その要素もあるけど、ちょっと違う。なだけに、「初恋」というタイトルは、悪くない。いい。

ラヴ&ピース! いや、ピースじゃないな、この映画は。




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