2022/08/02

■エミコ

5音の語を見つけると、上に置くか下に置くか、考えをめぐらせてしまうのは、俳句に長く親しんでいる人間の性(さが)というか業(ごう)というか。

だから、八上桐子さんの


を見ると、

義母エミコ!

と(心の中の)大声で反応してしまう。

一連のツイートはリアル実話だろうから、こうして取り上げること自体、不謹慎とのお叱り・誹りを受けるかもしれないが、ま、そのへんは、どうでもいい。

八上桐子さんは俳句ではなく川柳の人だけど、5音・7音の使い手であるにはちがいない。それも名うての使い手だから、カタカナを用いた、この5音処理には、さすが、と称賛するしかない。

巧い演奏家は、楽器をすっと一動作するだけで素敵な和音・素敵なフレーズを奏でる。それと一緒なんですよ、この5音は。

はたして、義母エミコが、壮大な連作へと結実するか、ただ、ツイッター上の閃光としてだけ・2022年夏の出来事としてだけで終わるのかは、ぜんぜん知らんけど、なんか、まだまだ、いろいろ面白いなと思ったのでした。

このクソ暑いなか。

ラヴ&ピース!

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