2017/02/19

■「冷遇ガール」つれづれ

≫俳句という鵜飼 「冷遇ガール」をめぐる中島憲武✕三島ゆかりの対談
https://togetter.com/li/1081868

文意と意味は(ここで厳密に用語するわけではないですが)、別のことでしょう。

文意の了解性がきわめて低い句、それはたくさんあります。でも、意味をまとっていないわけではありません。

ヘンな(またヘタな)喩えですが、シュールレアリスムの絵には、色もかたちも、ある。

と、ややこしい(けれども本質的な)話とは別に、「ガール」含みの句はそれほど多くない。

やはりこれを挙げておかないと。

退屈なガソリンガール柳の芽  富安風生『十三夜』(1937年)

ちなみに当時の自動車保有数はトラック、バス、二輪車を含め、21万台強。現在(8000万台強)台の約400分の1。って、俳句と関係のないとこに興味が行っちゃったけど、意外に多くないですか。昭和12年で。その普及数なら。

http://nakaco.sblo.jp/article/41535922.html

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