(…)という内容だったと記憶しています。
って、立ち読みで済ませたんかい! 買えよ!
と、こういうのが 「一億総ツッコミ時代」の一例なわけですね。なるほど。きちんとボケて記事をまとめるとは、村越くん、やるなあ、と。
それはさておいても、俳句においてボケというのはいちばんおいしい部分です。ツッコミを受容する箇所を備えた句は、素敵です。そこは愛嬌、お茶目という、俳句にとって最重要な要素に素直につながる。そういう句はもっとあっていいし、もっとみんなで愛していい。
そういえば、
コロッケの上で踊ってしまいます 徳永政二
川柳作家・徳永政二さんの「フォト句集」第2弾、『大阪の泡』(2012年10月25日/あざみエージェント)より。
俳句のボケと川柳のボケ。どう違い、どう同じか、私にはよくわかりませんが、掲句、なにかしらツッコミたくなります。
さてしかし、ボケた句を作るのはいいのですが、作れば作るほど、読者間にツッコミが増殖し蔓延するということもあって、そうなると、「一億総ツッコミ化」がますます促進する。これはどういう事態なのか。
きっと、ボケの稀少化が進み、価値が上昇するのです。
詩情やら叙情をボケへと昇華すること、それが俳句である。
一足飛びにそう結論、太字で結論しておきます。
なお『大阪の泡』はあざみエージェントで購入できるようです(≫こちら)
2 件のコメント:
天気さん
ご紹介ありがとうございます。
「七曜堂」のファンで
いつも読ませていただいてます。
最近では. The Ronettes に感心しました。
本当によくできています。
気分転換に何度も聞かせてもらいました。
政二さん、こんばんは。
『大阪の泡』、楽しませていただいています。
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