俳句的日常
l'écume des jours
by tenki saibara 〔come rain or come shine〕
2016/03/30
■かつ丼をひらくとき
『鷹』2016年4月号より。
かつ丼の蓋の雫や春浅き
小川軽舟
蓋の硬質とかつ丼のほかほか感の対照、湯気(気体)と雫(液体)の対照が、早春の感じ。
なお、うな丼や天丼は上等すぎ。かつ丼のカジュアル感が、ちょうどよろしき早春感。
いつもながらキレイな表紙。この号はとりわけキュート
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