おでん酒裏へ廻れば夜の海 山内美代子
旅先だと思いました。知っている地理ではない。思いがけなく眼前に広がる「夜の海」。ひょっとしたら、店内で海鳴りを聞いていたかもしれませんが、この座五は、一種、驚き。日常ではあり得ません。
もう春ですが、肌寒い日も多い。まだまだ食べますよ、おでん。
掲句を収めた山内美代子『藤が丘から 墨彩画と俳句と』(2015年12月25日/東京四季出版)は、副題にあるとおり、墨彩画と俳句から成る。例えば、こんな絵も。尻子玉句会所属として、挙げておきます。
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