いつの頃からか、歌手(シンガー)あるいはミュージシャンを「アーティスト」と呼ぶようになり、「世界観」という語を社会や文化ではなく個人(の創作)に用いるようになった。一部の傾向、とは言えない、ほぼ全般的なその風潮に、違和を感じ、自分は距離を置くよ、と考えるようになったことは、些事とはいえ、重大な事柄を含むようでもあります。
そのノリには付き合わないよ、という態度は、ふだんかたちにならなくても、ずっと自分の中に流れ続ける(大袈裟に言えば)心拍リズムのようなものです。
《調子を合わせる》ことは、心地の良い暮らし方ではない。かと言って、ことさら異議・疑義を唱えるのも何なので、黙って、同調しないでおく、という(これ、言っちゃったら黙ってることにならないけれど)、ごくごく穏便な無視・無関心という態度が、もっぱら。
ま、それはそれとして、とりあえず、踊りますか。
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