俳句的日常
l'écume des jours
by tenki saibara 〔come rain or come shine〕
2020/01/09
■月光の解剖図 『鏡』第34号より
月光に開け放ちたり解剖図
八田夕刈
開け放たれているのは紙/書物のページ(解剖図)。と同時に、切り開かれた人体(あるいは何かの生物でもいいが、ここはやはりヒトと読むのが自然)。二重の意味・イメージは意図されたものだろう。
解剖図の赤黒い色調は、日光・太陽に晒されるのでは、雰囲気が出ない。月光って、きほん、あやしいですからね。
ラヴ&ピース!
掲句は『鏡』第34号(2020年1月1日)より。
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