宮本佳世乃句集『三〇一号室』。まずは、最初と最後について触れたい。
最初。
カバーの白が美しい。
用紙の関係ですね。
最後。
掉尾の句は、これ。
二階建てバスの二階にゐるおはやう 宮本佳世乃
無季ですね。
西日暮里から稲妻みえている健康 田島健一
を思い出した。
韻律のせいだ。前者は〔5・7・6(2+4)〕、後者は〔8・7・6(2+4)〕。上の音数は違うけれど、下の〔6(2+4)〕が共通。これ、ハマると、いいグルーヴが出るんですよね。
この句集については、さらに、なにか書くかもしれない、書かないかもしれない。
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