2009/11/04

稲垣足穂

少年愛の世界、と言ってもあのマントヒヒのような容貌で、と、思って以来作品は読んでいない。
http://kijitsu-haiku.blogspot.com/2009/11/20091025-1031.html
女性にとっての少年愛は、どうしてもいわゆる「やおい」に傾くわけでしょうか。容貌の美醜は、愛されるのに少しは関係があっても(これもきつい話ですね。自分ではいかんともしがたいのに)、愛するには無関係。とはいえ、鑑賞するとなると、それはまあ、マントヒヒより美少年のほうがいいか。ふつう。

しかしながら、この世に生まれながらタルホを読まずにいるのはなんとももったいない話です。

一篇挙げよと言われたら、「弥勒」でしょうか。

でね、もちろんのこと、タルホは、少年愛ばかりじゃあないです。天文、映画、ヒコーキ、天守閣、機械…。いろんな事物の、コクの濃いーところがちりばめられています。

2 件のコメント:

三宅やよい さんのコメント...

>天気さん

確かに、固定的な見方にとらわれた発言ですね。反省です。
>この世に生まれながらタルホを読まずにいるのはなんとももったいない話です。

なるほど、私の感性でタルホのコクの濃いーところが理解できるかどうかわかりませんが、今度読んでみます~。

では

tenki さんのコメント...

どうもです。

批判というのではないので。

ただ、容貌から避けて通るのはもったいないな、と。