2019/10/16

■連濁



「あけぐち」ではなく「あけくち」? これには、かなり抵抗感がある。言いにくいじゃないですか。あけくち。

複合語の後半が濁るのは「音便」だと思っていたら、音便には含まれず(音便はウ音便、イ音便、撥音便、促音便の4つ)、便宜上、「濁音型の音便」と、まあ、亜種的な捉え方らしく、一方、「連濁」という言い方が正式らしい。

で、何が言いたいのかというと、この連濁、どんどん少なくなっていっているのでは? という話。

これを強く思い始めたのは、以前、例えば「ものつくり大学」というネーミングを見たとき。「ものづくり」じゃなくて「ものつくり」。何か意図があるのかもしれないけれど(新コンセプトとか)、抵抗感・違和感があった。

辞書では、清音・濁音を読み方として両表記の語も多いようだけれど、それにしても優勢な読みはどちらかなんだろう。

この種の語の変化、ことばの変化、どこかに研究がありそう。そういうものに出会えるといいな(なりゆきまかせ)。誰か教えてくれるとうれしいな(他人まかせ)。

ラヴ&ピース!

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