「や」と見るや反射的に切字と思ってしまうのは、重篤な俳病・俳炎・俳癌かもしれません。
小鳥来る炭酸水や天然水 羽田野令
けれども、この句がちょっと新鮮なのは、連綿たる〈や=切字〉精神史があったればこそ、みたいな部分もあって。
ラヴ&ピース!
掲句は『鏡』第33号(2019年10月1日)より。
一方、作者本人は切字のつもりで「や」を使っていても、これ、どう見ても、関西弁の「や」でしょう、というケースもあって、でも、まあ、切字の「や」と関西弁の「や」は同根というウワサもあるので、ね。
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