俳句的日常
l'écume des jours
by tenki saibara 〔come rain or come shine〕
2009/10/07
鏡の温度
冷房の効きすぎてゐる鏡かな
村田 篠
『雲』2009年10月号より。
句誌(結社誌・同人誌)は投句時期と刊行時期の関係から、どうしても二、三カ月ずれた俳句が載る。それはしかたがないのだが、なんか、手がないのかな、と思う。そのあたり、ウェブマガジンのアドバンテージがある。
さて、掲句。鏡と持ってきた。冷えた温度にも、鏡にも、不思議な感触。シンプルな語の、シンプルな連なりから、えもいわれぬ感興が生まれる。
俳句の醍醐味ざんす。
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