2018/06/01

■不思議 『季刊芙蓉』第116号より

実感が伝わる、とくべつ変わったことは書かれていない。けれども、数グラム、奇妙な感触が残る。それは俳句の醍醐味のひとつ。

春の不思議日暮に帰る家がある  照屋眞理子

『季刊芙蓉』第116号(2018年6月1日)より。この号の17句中、ほかに。

永き日の今朝とふ遠き昔かな  同

さう呼べばさう見え鶯餅となる  同



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