2016/05/26

【句集をつくる】第10回 めざすはヘンテコリン

脇道、寄り道が多い【句集をつくる】シリーズ。それでいいのです。だって、このところ俳句をぜんぜん作ってないですし。

で、どんな寄り道かというと。

小津夜景さんがこんな本を紹介。

http://weekly-haiku.blogspot.jp/2016/05/books7.html

字〔活字と肉筆、横組と縦組〕やら絵やら音符やら(マルチメディアですな)。それらがフィールドワークの記録として一冊になっている。フランス語は読めませんが、とても心を惹かれます。

俳句も考えてみればフィールドワーク的なもので(牽強付会)、制作過程は、この『ヴェトナムの路上の声、そして俳句』にあるような、自由気ままで、しかし勤勉に地道なところがあります。句集の場合、制作過程を見せてもしかったがないし、この本のスタイルを真似るということではないのですが、それにしても、他の句集とはまるで違うもの、ヘンテコリンな風合いをもったものを考えてもいいでしょう。

書物として、ヘンテコリンで、キュート。どうせなら、そんな高望みしたいものです。

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